筋トレとハゲについて(トレーニング開始28日目)
筋トレとハゲの関係性
本日は筋トレ休養日です。
トレーニングについて書くことがないので、「筋トレ」と「ハゲ」についてお話します。
何を隠そう、私はAGA(男性型脱毛症)を発症しています。
一般的に言う「ハゲ」までは進行していませんが、生え際が着実に後退しているわけです。俗にいう「M字ハゲ」です。
ソフトバンクグループの孫さんが自身のハゲを指摘されたとき、「髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのだ。」と世の中のハゲを歓喜の渦に巻き込みましたが、典型的なハゲですね。
男性に限り、ハゲの原因の約90%はAGAとされています。AGA以外ではストレスによる円形脱毛症や病気による脱毛が考えられますね。
今回の筋トレとハゲについての関係性については、AGAのみに絞ってお話させていただきます。
なんで筋トレするとハゲるっていわれるの?
いきなり結論から言います。
筋トレしてもハゲませんので安心してください。
そもそもなんで筋トレするとハゲると言われているのでしょうか。
それはAGAを進行する原因が「テストステロン」と関係しているからです。
この物質は筋肉増大、骨格発達をさせるホルモンで、筋トレをするとテストステロンの分泌量が増加します。トレーニングとは切り離せないホルモンですね。
やっぱり筋トレとハゲは関係あるじゃんって思うかもしれませんが、世の中体を鍛えている方たちってみんなハゲてるわけじゃありませんよね?
常日頃から体を鍛えているラグビー・サッカー選手などのアスリート、ボディービル、ジムでトレーニングしている一般の方・・・
筋トレが原因で薄毛になるのであれば、アスリートを中心とする日ごろから体を鍛えている人たちに薄毛の割合が増えるはずなんです。しかし、現実はそうではありませんよね。
テストステロンと薄毛の関係性
実はテストステロンは直接薄毛と関係しているわけではありません。テストステロンが5αリダクターゼという酵素と結合すると「ジヒドロテストステロン」に変化します。
そしてこのジヒドロテストステロンが薄毛の原因となるわけです。ジヒドロテストステロンが頭頂部や生え際の毛根に対し、「成長するな!」「毛根を小さくしろ!」等の命令を出すわけです。
命令された髪の毛の成長は止まり、通常の2~4年とされる発毛サイクルが短くなり、抜け落ち、次に生えてくる髪の毛はより細く短くなります。最終的には目視できないほど細く短く色素も薄くなります。
しかしながら、テストステロンの分泌は薄毛に直接関係ないのです。
なぜなら以下の2点が薄毛と大きく関係するからです。
1.「5αリダクターゼ」の量
5αリダクターゼの量はもちろん個人差があります。テストステロンがいくら大量に分泌されても、5αリダクターゼと結合しない限りジヒドロテストステロンに変化しません。したがって、5αリダクターゼが多いか、少ないかが薄毛に大きく関係します。
2.ジヒドロテストステロンへの耐性
体内でジヒドロテストステロンが作られると、人によっては感度にバラつきが見られます。つまりは、同じ量のジヒドロテストステロンがつくられても、薄毛になりやすい体質、なりにく体質が存在するのです。
上記2点がAGAに直接関係する原因となります。
しかしながら、たまたま筋肉ムキムキの人を見て やっぱりテストステロンいっぱい出るから、筋トレやると禿げるんだね~って勘違いするわけです。
上記2点以外はAGAの原因にはならないそうです。
頭皮の脂が・・・ストレスが・・・筋トレが・・・性行為が・・・食生活が・・・などなど言われていますが、これらもAGAと関係性はありません。
そもそもAGAの発症率は3~4割とされています。症状の進行に差はあれど、男性の3~4割はハゲるんです。
筋トレに関係なく、世の中の男性の3~4割はAGAを発症します。もちろん年齢が上がるほど発症率は高くなります。
私が若いころはAGAに関する治療法はありませんでした。(海外ではあったのかもしれませんが)
しかし安心してください!現在は治療法があります!
テレビでもよくCMが流れていますよね。今は病院に行けば治療を受けられるんです。本当に良い時代になりました。
私も現在治療中で発毛の効果を実感しています。※病院には通っていません。
色々調べた結果、安価で副作用の少ない(現在副作用の実感は全くない)方法で治療に取り組んでいます。
治療を開始したのは今年の2月14日。
本日は5月14日。ちょうど3ヶ月が経過しましたね。
今後は治療前と現在の写真も公開して治療の進捗も報告します。
記録用(腕立て)
2020/5/14 休養